RaQuestの機能
RaQuest は要求管理ツールです。
要求管理ツールとは要求管理をより効率的に行えるようにするツールです。
RaQuest では効率的に要求管理を行うために、主に以下のような事を可能にしております。
機能説明
主な機能
基本機能
- 要求(要件)を定義して以下のような情報を保持
- 概要と詳細
- ID・バージョン・フェイズ
- 期限
- 要求カテゴリ(要望・要件・仕様などの分類 任意に設定可能)
- 種類(機能性・拡張性などの分類 任意に設定可能)
- 状態(任意に設定可能)
- 難易度・優先度・安定度・リスク
- ユーザ定義属性
- 要求に関連する資料(ファイルやURL)のパスの保持
- 担当者
- 要求に関するコメント
- 要求に関連するテスト項目
- 更新履歴
- 他の要求との関係
- プロジェクト全体の概要がわかるツリービューと、要素の詳細や一覧を表示する情報ビューの画面構成
- 要求とパッケージ(要求をまとめて管理するための器)を階層的に管理可能
(要求とパッケージは、ドラッグ&ドロップで自由に階層ツリー間を移動可能)
- プロジェクト全体(あるいは一部)の要求の情報をドキュメント出力
- 要求の一覧の印刷
- 既存の要求に対する変更要求の定義
- 要求の承認
- ベースラインを指定して、ベースライン設定時における要求の状況を確認
- 用語集で要求項目に含まれる用語の定義を管理
一覧機能
- 以下のような一覧を表示可能
- パッケージ内要求一覧
- 指定した担当者の要求一覧
- 未承認の要求一覧
- ToDoリスト
- 要求に関連する資料一覧
- (内部のルールで計算された)優先度指数順に未承認の要求を表示
- その他
- 表示されている一覧を項目指定してソート
- 表示されている一覧で単語を指定してフィルタリング
- 条件を指定して条件を満たす項目のみを一覧表示
- 一覧に表示する項目のカスタマイズ
- 要求の状態による一覧の色付け表示
- 一覧上での内容の直接編集機能
- 複数要求選択
ツリー表示機能
- 以下のようなツリーを表示可能
- パッケージツリー
- 担当者ツリー
- 種類別ツリー
- 状態別ツリー
- カスタムツリー
追跡機能
- 指定した要求と他の要求との依存関係を図として表示
- ある要求を変更した場合に、影響のある要求を図として表示
- 複数の要求間の関係や要求と担当者間の関係をマトリックスで表示・編集
- マトリックスで関係がない物の表示機能
Enterprise Architect連携機能
- すべての情報はEAPファイル(あるいはリポジトリ)に保存
- 要求の情報はEnterprise Architectからも編集可能
- 要求からユースケース要素の作成
- 既存のユースケース要素から要求項目の作成
- 既存のEnterprise Architectの要求要素から要求項目の作成
- 要求とユースケース間の関係をマトリックスで表示・編集
- 用語集の内容はEnterprise Architectの用語集機能と互換
- 用語集の用語をクラス要素として作成
- 担当者の設定情報はEnterprise Architectのリソース情報と互換
- Enterprise Architectの要素との関連付け
その他の機能
- トリガ機能(要求の追加・変更・削除にて外部プログラム起動
今後の追加予定機能
- パッケージの要求をダイアグラムにする機能
- 既存属性の削除機能
- 既存属性の値変更機能
- アクセス権設定による権限の付与と誤動作の予防