新規に要求項目を作成するのではなく、既存のEnterprise Architectプロジェクトから要求項目を作成し、それを利用することも可能です。
ユースケースを要求として読み込む場合には、「ツール」->「Enterprise Architect連携」->「現在のプロジェクトから読み込み」->「ユースケースから要求の生成」を選択します。表示されたダイアログで対象パッケージを指定し実行ボタンを押してください。指定したパッケージ以下の構成と同じ構成で、要求項目が作成されます。また、ノートなど一部の情報については、そのまま要求項目に設定されます。
読み込み後にはプロジェクトの再読み込みが自動的に行われ、読み込んだ要求要素を実際に確認できるようになります。その後、属性値や担当者などを個別に設定してください。
Enterprise Architectの利用方法によっては、Enterprise Architectのユースケース要素やその他Enterprise Architectの要素のプロパティダイアログ内の「要求」タブに、関連する要求を設定している場合があるかと思います。この場合には、定義されている要求をRaQuestの要求項目として利用することができます。
「ツール」->「Enterprise Architect連携」->「現在のプロジェクトから読み込み」->「要素の内部要求の読み込み」を選択します。要素の内部要求を、要求項目として作成されます。
読み込み後にはプロジェクトの再読み込みが自動的に行われ、読み込んだ要求要素を実際に確認することができるようになるかと思います。パラメータや担当者などを個別に設定してください。
なお、オプションで、「内部要求を読み込むときに外部要求に変更」することができます。
このオプションを利用した場合には、要素のプロパティダイアログで見た場合、下記のように以前とほとんど変わらない表示になり、便利に参照・利用することができます。