外部コマンド・外部プログラムとのインタフェース

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外部コマンド・外部プログラムとのインタフェース

外部コマンドの呼び出し

設定ファイルを配置することで、RaQuest のメインメニュー ->「ツール」のところに、外部ツール呼び出しメニューを設定可能。

設定

インストールフォルダの下にフォルダを作り(名前は何でも良い)その下に、拡張子 ini のファイルを作る。iniファイルの内部のフォーマットは以下。

MENUNAME=メニュー名
EXECFILE=コマンドフルパス
ARGUMENT=コマンド引数
EXECDIR=コマンド実行時ディレクトリ
SHORTCUT=表示順(ショートカットキー)
DESKTOP=Enterprise Architectデスクトップ版と組み合わせのときの動作
SHOWWINDOW=動作時のWindow状態

ARGUMENT は引数

o$f プロジェクトのファイルパスまたは接続文字列

o$k 選択している要素の種類

o$g 選択している要素のGUID

o$e 選択している要素のEAID

o$p プロジェクトのGUID

o$%id% など選択している要素が要求のときの属性値
($%(ユーザ定義属性名)% など)
引数の数を合わせるために、"(ダブルクオート)で囲む必要がありましたら、囲む。

EXECDIR は省略可(省略した場合は、ini ファイルがあるフォルダ)

SHORTCUT は 1から10 まで。省略可能
ショートカットキーは CTRL+F1 から CTRL+F10 で対応。

DESKTOP は省略可 CLOSE/NG/OK が選択肢
CLOSE は、Enterprise Architectデスクトップ版だと一旦クローズ(デフォルト)
NG は Enterprise Architectデスクトップ版だと実行不可
OK は Enterprise Architectデスクトップ版でも実行

SHOWWINDOW は省略可(省略した場合は、通常表示)
0 は非表示
1 は通常表示

 

例:
MENUNAME=メニュー名
EXECFILE=C:\test.bat
ARGUMENT="$f" $g
EXECDIR=C:\
SHORTCUT=1
DESKTOP=CLOSE
SHOWWINDOW=1

上記の場合:

メニューには「メニュー名」で表示

実行ファイルは C:\test.bat

引数は、現在開いているプロジェクトファイル($f)と現在選択している要素のGUID($g)

実行時ディレクトリは、C:\

ショートカットキーは CTRL+F1

EAデスクトップ版との組み合わせは、プロジェクトを一旦閉じて、実行終了後、開きなおす。

画面は通常表示


外部プログラムからの要求の選択/更新

ライブラリ(インストールディレクトリの RaQuestMessageLib.dll) を利用する

ライブラリの関数

SetTargetProjectGUID:メッセージ送信対象プロジェクトを指定

FindTargetInstance:指定した対象プロジェクトを開いているRaQuestを検索

UpdateRequirement:要求の更新メッセージ送信

SelectRequirement:要求の選択メッセージ送信

CloseMessage:メッセージ送信終了


サンプルプログラム

以下webページを参照してください。

外部コマンド・外部プログラムとのインタフェースについて