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RaQuestでは、要求を変更した場合や、承認した場合などに操作を行ったユーザ名が記録されます。このユーザ名の設定はEnterprise Architectと共通になっています。取得できない場合は、Windows のログイン名を利用します。
カレントユーザ名が取得できなかった場合には、「ログインユーザー名の取得に失敗しました。」のダイアログをプロジェクトを読み込むときに表示します。
カレントユーザ名は次のようにして確認・設定します。
1.メインメニュー ->「ツール」->「ローカルオプション」を選択(下図)
2.既定のユーザ名に、ユーザ名を設定
3.OKボタンを押下後、RaQuestを再起動(同時にEnterprise Architectを起動している場合、Enterprise Architectを含め再起動)
プロジェクトファイルに、上記で指定した「名前」と同じ名前の担当者を作成しておくと便利です。作成は、担当者ツリーに切り替え、部署を右クリックすると表示されるコンテキストメニューで行うことができます。
(メニュー) (登録後)
Enterprise Architectでプロジェクトファイルのセキュリティを有効にしている場合は、上記で設定した「既定のユーザ名」ではなく、ログインユーザの「姓」と「名」を半角スペースでつなげた名前がユーザ名として使われます。この場合も現在のユーザ名をカレントユーザ名の欄で確認できます。また、「姓」と「名」を半角スペースでつなげた名前を、プロジェクトファイルに担当者として作成しておくと便利です。
Enterprise Architectでプロジェクトファイルのセキュリティを有効にした場合の、ユーザの設定に関しては Enterprise Architectとの連携 - ログインユーザ名を参照してください。