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RaQuestでは、要求を次のような状態遷移(状態の変更の流れ)で管理することを想定しています。
「初期状態」「その他の状態」「検討済み」「承認済み」の状態の具体的な名前はすべてカスタマイズ可能です。新規作成したプロジェクトの標準状態では以下のようになっています。「その他の状態」はプロジェクトごとに"要調査"など必要なものを追加してください。
•「初期状態」:"未検討"
•「その他の状態」:"検討中" "保留" "対象外" "重複"
•「検討済み」:"検討済"
•「承認済み」:"承認済"
作成した要求は、すべて左上の「初期状態」になります。要求の検討状況に応じて、プロジェクトごとに定義される「その他の状態」に変更してください。
これらの状態は、すべて大きく分けると「作業中」の状態になります。これ以外に、RaQuestで明確に定義されている状態として、「検討済み」「承認済み」の状態があります。これらの状態は、検討が完了して、要求の内容が固まった状況を示します。
先ほどの「作業中」に分類される状態から、要求のプロパティダイアログ(後述)で「検討済み」に変更すると、要求項目がロックされて変更できなくなります。
「検討済み」の状態で、「承認」作業を行うと、「承認済み」になり、要求が確定したことを示します。「承認」作業は、「検討済み」以外の状態の要求に対しては行うことができません。
「検討済み」や「承認済み」の状態でロックを解除して再度編集しようとした場合には、確認のダイアログが表示されます。
ここでロックを解除すると、その要求は「初期状態」に戻ります。また、その要求に依存しているすべての要求は、「再検討が必要」のフラグがある状態になります。「再検討が必要」である要求は、「関係図」機能を利用することで、図で把握することができます。